繊細ワーママのズボライフ

30代ワーママの日記や雑記

夫が息子にすっごく怒られた理由

前日から

息子「晩ごはんにガーリックフランス食べたい!」

と楽しみにしていた息子。

 

保育園から帰宅後、ガーリックフランスを見せてキッチンのカウンターに置いた。

私「ちゃんとあるから先にお風呂に入ろうね」

二人で風呂に入った。

 

 

風呂から出て

息子「ガーリックフランス食べようね!」

リビングに行くと

珍しく仕事が早く終わって帰った夫の姿が。

 

嫌な予感…

私「お父さん何か食べた?」

「キッチンにあったパン」

見るとキッチンカウンターにあったガーリックフランスがなくなって

そこにあるのは空になった袋(いつもゴミ箱に入れないでその場に置くのなに?捨ててよ)

 

息子「うわぁぁあ!僕のガーリックフランス!!」

息子 発狂

息子「お父さん大っきらい!!!」

号給しながら怒りを抑えられず夫の足を何度も叩く。

息子「僕、お父さん叩いちゃうのぉお!!」

叩くことはいけないことだと分かっておるけれど、それでも怒りは抑えられない。

息子「お父さんお仕事行っちゃえ!!!」

玄関から夫を追い出して、鍵を閉めて家から追い出した。

 

 

でも、食べたかったガーリックフランスは帰ってこない

息子「うわぁぁああ‼食べたかったァァああ!!」

暴れまわりながら大号泣。

 

食べ物の恨み、恐ろしい。

そりゃ、楽しみにしてたのに食べる寸前で誰かに取られたら怒るよね。

勝手に食べた夫が悪い。

 

 

私「息子くんが食べるの楽しみにしてたんだよね」

 「お父さんが勝手に全部食べちゃって嫌だったね」

 「お父さん叩いちゃうくらい、嫌だったんだよね」

 「楽しみにしてたのになくなっちゃって、悲しいんだよね」

息子「うわーーん!」

私にハグされながら、胸の中で大粒の涙を流しながら泣く息子。

少しずつ、怒りのボルテージが下がってくる。

 

叩くのはいけないことだし、夫は息子のパンだと知らずわざと食べたわけではない。

でも、激怒しているところにそんなこと言っても火に油を注ぐだけ。

まずは息子の気持ちに全力で寄り添い、

夫への怒りの気持ちを

パンが食べられなくて悲しい

という悲しみの気持ちに変えてあげる。

まずはクールダウンが必要だ。

叩くことはいけないこと、夫がわざと食べたわけではないことを伝えるのはそれからでいい。

 

 

夫には「いなげやのガーリックフランスだよ」と連絡しておいた。

 

 

特別に2人でグミを食べていると、スーパーの袋を持って夫が帰ってきた。

貢物のように買ったものを息子の前に並べる。

 

いちご1パック

クラシエの知育菓子

パックのぶどうジュース

トミカ

30cm程のフランスパン(ガーリックではない)

 

どれも息子が好きなものだ。

 

フランスパンを「ガーリックフランスだよ」と、夫に言われて納得しちゃう息子。

単純で可愛い。

 

夫「許してくれる?」

息子「いいよ」

 

こうしてなんとか和解してた。

 

 

ガーリックフランスがなくて、夫はスーパーで絶望したらしい。

息子のためだけを思い、息子の好きなものを必死に考えて買い物をする夫

想像すると可愛らしく想える。